Sam Lightstone 上司を驚かせてはいけない

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令和5年 春期 AM1 問8

コンピュータグラフィックスに関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢
テクスチャマッピングは、すべてのピクセルについて、視線とすべての物体との交点を計算し、その点から視点に最も近い交点を選択することによって、隠面消去を行う。
メタボールは、反射・透過方向への視線追跡は行わず、与えられた空間中のデータから輝度を計算する。
ラジオシティ法は、拡散反射間の相互反射による効果を考慮して拡散反射面の輝度を決める。
レイトレーシング法は、形状が定義された物体の表面に、別に定義された模様を張り付けて画像を作成する。

解答:



ポイント:

  • テクスチャマッピング
    3Dモデルの表面に画像やパターンを配置して、リアルな質感やディテールを再現するテクニック。

  • メタボール
    物体の表面ではなく、物体同士の境界を定義し、これらの境界を組み合わせて滑らかな形状を作成する手法。

  • ラジオシティ法
    レイトレーシングの一種で、光の反射や透過を計算する際に、拡散反射間の相互作用を考慮して物体の輝度を決定する方法。

  • レイトレーシング法
    光線追跡を用いて物体の表面や光の挙動を高精度に計算し、リアルなCG画像を生成するアルゴリズム。

以上より、ウが正解。


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更新日:2023-09-06