Mike Gancarz プログラムを速くすることに時間をかけない

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令和5年 春期 AM2 問5

DNSに対するカミンスキー攻撃(Kaminsky's attack)への対策はどれか。

選択肢
DNSキャッシュサーバと権威DNSサーバとの計2台の冗長構成とすることによって, 過負荷によるサーバダウンのリスクを大幅に低減させる。
SSPF(Sender Policy Framework)を用いてMXレコードを認証することによって, 電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかどうかを確認する。
問合せ時の送信元ポート番号をランダム化することによって, DNSキャッシュサーバに偽の情報がキャッシュされる確率を大幅に低減させる。
プレースホルダを用いたエスケープ処理を行うことによって, 不正なSQL構文によるDNSリソースレコードの書換えを防ぐ。



解答:



解説:

それぞれの対策は以下の攻撃に対するものです。

対策 攻撃の種類
サーバ負荷によるサーバーダウン(過負荷攻撃)
電子メールの送信元詐称(スプーフィング)
DNSキャッシュポイズニング(カミンスキー攻撃など)
SQLインジェクション攻撃

各対策は、対応する攻撃のリスクを低減させるために実施されます。



関連資料:


更新日:2023-09-12